松野 宗純氏 オーディオブック(講演ダウンロード)

松野氏はアメリカの大学留学で工学博士となり、
大手石油会社の副社長を経て定年後に
仏門に入るという変わった経歴の持ち主。
氏によると経営の陣頭指揮をとるなかで、禅の心に出合い、
それを経営にも生かしてきたという。
それだけに、この講演内容は経営者やビジネスマンはもちろん、
一般の多くの人にとっても仕事や生き方について考えさせられます。
講演ではまず、幼少時からの自分の人生を振り返り
「その時その時を一生懸命に生きてきた」と語り、
生きることの大切さを説く。
経営者時代の苦しい決断を迫られる中、
禅との出合いにより新たな勇気が沸き、
柔軟な心で人の意見を率直に聞けるようになったという。
このため定年後は新しいことへの挑戦と
本当の生き方を求めて仏門に入ったこと―
など体験談を交えて人生訓を語ります。
仏門に入って感じたことは「自分の過去を捨てることであり、
そして今何をやっているかが大事」ということ。
この講話には心豊かに生きる極意が力強く示されているようです。
要は「人生1回限り。生かされているという感謝の気持ちで、
今を大事に人間らしく生きること」が大切ということでしょう。
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